十津川村観光協会 世界遺産「大峯奥駈道」

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大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)

世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」 大峯奥駈道

大峯奥駈道は、「修験道(しゅげんどう)の開祖」役の行者(えんのぎょうじゃ)(役小角えんのおづの)によってひらかれた1300年の伝統をもつ山岳信仰の聖なる道です。
吉野と熊野の聖地を結ぶ約170kmに及ぶ標高1200m~1900mの急峻な山岳が連なる大峯山脈の尾根を沿うようにして続く極めて過酷な精神修行の場です。
大峯奥駈道には、大峯七十五靡(なびき)と呼ばれる神仏が宿るとされた拝所・行場が遺跡として残り、祠(ほこら)や仏像などは良好な状態で保存・管理されています。
1番目は熊野本宮大社の本宮証誠殿はじまり、最後の75番目は吉野川の柳の宿になります。
十津川村にはこのうち35の靡(なびき)があります。

玉置山は10番目の靡(なびき)にあたり、かつて山伏姿の行者の往来が盛んでした。
霊峰玉置山に鎮座する玉置神社は大峯奥駈道の極めて重要な聖地として世界遺産に含まれています。
修験者の行場である「宿」の中でも重要な位置を占める深仙宿(38番)怒田宿(20番)平治宿(21番)持経宿(22番)など の遺跡が残されています。
釈迦ヶ岳は40番目の靡(なびき)にあたり、頂上の神々しい「釈迦如来像」は大峯奥駈道のシンボルになっています。
これらの靡(行場)をめぐる方法は2つあります。
1つは「順峯(じゅんぷ)」といわれる熊野から入り吉野へ向かう方法と、 2つは「逆峯(ぎゃくふ)」といわれる吉野から入り熊野に向かう方法があります。

深仙宿には霊験水「香精水」が湧き、万病に効くといういいつたえがあるのじゃ。
順峯は天台宗系の聖護院(本山派)さんで逆峯は真言宗系の醍醐寺三宝院(当山派)さんが主導になっておるのじゃ。
役の行者さまをはじめ天台宗の智証大師さまも真言宗の弘法大師さまも霊峰玉置山で修行なさっていたのじゃからのぅ。
大峯奥駈道はまことに精神を鍛える厳しい道じゃからのう。
初心者の方は語り部さんと玉置山を歩いてみなされ。
心身が再生し大自然の清らかなパワーをいただけることまちがいなしじゃ。

世界遺産大峯奥駈道を十津川村の語り部がご案内
十津川村鼓動の会(ホテル昴内)TEL0746(64)1111
ホームページ http://www5.kcn.ne.jp/~saka1951/index.html
世界遺産予約バス(完全予約制)
昴の郷~十津川温泉~玉置神社
★運行日
土・日・祝のみ運行します。
★運行時間
○昴の郷8:40 → 十津川温泉8:44 → 玉置神社9:24着
○玉置神社11:10発 → 十津川温泉11:50 → 昴の郷11:54
★バス料金
片道810円 往復1,620円
★予約先
十津川村村営バス管理運営事務所(奈良交通十津川営業所)
電話:0746-64-0408
★予約受付
8時30分~17時
★予約締切
乗車日の前日17時までに必ずご予約下さい。
★予約人数
1名様からご予約可能です。
★運休期間
※冬期(12/1~3/31)は、積雪及び路面凍結の恐れがあるため運休とします。
 

玉置山登山口周辺のお宿を見る


玉置山展望台

玉置山展望台からは、大峰山脈・果無山脈と十津川村の峰々が見渡せる絶景のポイントです。 眼下には、十津川村の折立集落がみえます。


大峯奥駈道周辺マップ


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